樂園学会 第三回大会
7月20日-21日
樂園学会 第三回大会
7月20日-21日
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樂園とは?
樂園学会では
樂園=「場」+「Wellbeing」と定義し、
様々な分野の研究者による研究発表、学際的セッション、「樂園創造」「樂園の社会実装」に向けた研究者交流の場として、京都芸術大学を会場とした対面とオンライン配信を併用して、2024年第三回大会をハイブリッド形式にて開催いたしました。
終了しました
開催概要
2024年7月20日(土)-21日(日)
会場:京都芸術大学 望天館 2F大会議室
ハイブリッド開催 (オンライン配信・会場参加)
2024年7月20日(土)-21日(日)
会場:京都芸術大学 望天館 2F大会議室
ハイブリッド開催 (オンライン配信・会場参加)
13:00〜
13:00〜
楽園学会第三回大会タイムテーブル (敬称略)
7月20日(土)
「楽園学」研究発表
13:00
場開き:和真音 (シンギング・リン演奏)
ご挨拶:吉川左紀子 (京都芸術大学 学長)
M:大野木啓人 (京都芸術大学 常務理事・教授)
13:10
オープニングトーク(30分):
西村勇哉 (大阪大学 招聘教授)
谷崎テトラ (京都芸術大学 客員教授)
13:40
パネルディスカッション ①(40分):「実践的ユートピア」
占部まり(内科医・宇沢国際学館 代表取締役)
武井浩三 (社会システムデザイナー・経営思想家・社会活動家)
M:西村勇哉
14:20
休憩(10分)
・・・研究講演「楽園とは何か?」 (各 20分 + Q&A 10分)・・・
14:30
研究講演1:「脱成長というユートピア」
斎藤幸平 (東京大学大学院 准教授)
15:00
研究講演2:「楽園はどこにあるのか?」
吉岡洋 (京都芸術大学 教授)
15:30
研究講演3:「楽園への道~新コンセプト『植物数学』とは?」
銅金裕司 (元京都芸術大学 教授)
16:00
休憩(10分)
16:10
研究講演4:「楽園とは?~音楽を通して見 えてきた聖地」
岡野弘幹(音楽家・元名古屋芸術大学 客員教授)
16:40
研究講演5:「楽園とは何か?~悟りと瞑想の脳科学と、意識の科学」
三枝英彦 (インド工科大学 教授)
17:10
休憩(10分)
17:20
パネルディスカッション ②(40分):「自然と美の認知」
稲本正 (東京農業大学 客員教授)
齋藤亜矢 (京都芸術大学 教授)
M:谷崎テトラ
18:00
クロージングトーク(20分):西村勇哉 谷崎テトラ
18:20
1日目終了
懇親会あり
*注:Mはモデレーターのことです。場が円滑に進むよう調整しながら司会進行をします
7月21日(日)
「楽園」と「創造」
〜センス オブ ワンダー〜
13:00
2日目オープニングトーク(30分)
大野木啓人 (京都芸術大学 常務理事・教授)
椚座信 (久高島振興会 理事)
M:谷崎テトラ (京都芸術大学 客員教授)
13:30
研究講演(30分): アクワフォトミクスと楽園
ツェンコヴァ・ルミアナ (神戸大学 特命教授)
14:00
パネルディスカッション①(30分): 「楽園芸術」とは
佐々木慎太郎 (樂園芸術展 主催)
藤枝守 (作曲家・九州大学大学院 名誉教授)
M:谷崎テトラ
14:30
休憩&移動(15分)
14:45
パネルディスカッション②:「楽園と生命(いのち)」
福岡伸一 (青山学院大学 教授)
金山秋男 (明治大学 名誉教授)
M:谷崎テトラ 椚座信
会場参加者のみ @千秋堂「颯々庵」
楽園茶会: 鎌田東二 (京都大学 名誉教授)
16:00
閉会:総括トーク(30分):「楽園=センスオブワンダーに向けて」
鎌田東二 × 大野木啓人
吉岡 洋(よしおか ひろし)
1956年京都生。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授、京都大学教授を経て、現在京都芸術大学文明哲学研究所教授。『情報と生命』(新曜社)『〈思想〉の現在形』(講談社)他、美学芸術学、情報文化論に関わる著作・翻訳など多数。批評誌『ダイアテキスト』(京都芸術センター)編集長、「京都ビエンナーレ2003」「岐阜おおがきビエンナーレ2006」総合ディレクター。映像インスタレーション「BEACON」プロジェクトメンバー。ロームシアター京都リサーチプログラムメンター。日本学術会議会員。
銅金 裕司(どうがね ゆうじ)
1957 年神戸市生まれ バイオアーティスト
京都芸術大学教授(~2023)
東京芸術大学美術学部先端技術表現学科 非常勤講師(1999~)
学術博士(植物生理学、園芸学)、工学修士(海洋学)
海洋学を修めた後、園芸学、植物生理学からアーティストに。
1998年、東京芸術大学で先端芸術表現科の創立に寄与し、その後、20年以上独自な観点で創発と作品制作について講じる。脱領域的、横断的な試み、研究に挑戦しつつ、メディアアートで美術館、ギャラリーなどで作品展示、ワークショップ多数。
現在、生態系に大気と土と内臓と微生物を接続し、植物数学をコンセプトに据える。
最近の執筆
2023 3月 雑誌 ユリイカ ソラリスの海の方へ 4月号牧野富太郎特集号
岡野 弘幹(おかの ひろき)
音楽家/サウンドアーティスト
2017年 香川県文化芸術選奨受賞。
2021年 平和活動の功績により英国 A Gentlemen with HeartAward 受賞。
2023年 英国 OneWorldMusicAwardsBestAlbum 総合1位受賞。
2014年 日 本 ト ル コ 国 交 9 0 周 年 イ ベ ン ト H E L L O I S T A N B U L 」( 作 曲 ・ 出 演 )
2017年 皇太子御出席の『第41回 全国育樹祭香川』(音楽監督・出演)
2023年 インドG20公式プログラム レイ・ラダック 岡野弘幹コンサート
2023年 善通寺弘法大師空海御生誕&1250年 喜多郎&岡野弘幹奉祝コンサート
元 名古屋芸術大学 特別客員教授
HIROKI OKANO H P https://hirokiokano.com
三枝 英彦(さえぐさ ひでひこ)
インド工科大学 教授 IKSHMA Center (Indian knowledge system and mental health center)
アリゾナ大学 教授・理事 宇宙生命科学研究所、意識研究所
California Institute of human science 意識研究所 所長
日本政策学校 理事
宝石・天然石の卸問屋 株式会社ニルヴァーナストーン代表
稲本 正(いなもと ただし)
1945年富山県生まれ
69年立教大学理学部物理科卒業、その後物理科に勤務。
74年高山市に移住。
76年清見村にオークヴィレッジを移転。
87年環境総合プロデュース会社オークハーツ設立。
『日本環境教育フォーラム』常務理事歴任。
94年『森の形 森の仕事』で毎日出版文化賞受賞。
『森の惑星プロジェクト』開始
林野庁林政委員を10年間、岐阜県教育委員を17年間務める。
トヨタ白川郷自然學校設立校長。東京農大客員教授。
現在、2027年国際園芸博覧会協会『日本を元気にする横浜モデル』副委員長就任。
著書
『緑の生活』『森の惑星』『日本の森から生まれたアロマ』『森の旅 森の人』『脳と森』他多数。
プロダクト作品等
『寄木の積み木』『森の合唱団』などグッドトイ賞受賞。
2016年G7伊勢志摩サミット公式記念品『森香炉』開発。
明治神宮鳥居横『CAFÉ杜のテラス』建設。
齋藤 亜矢(さいとう あや)
京都大学理学部、京都大学大学院医学研究科修士課程を経て、東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。博士(美術)。京都大学野生動物研究センター特定助教(熊本サンクチュアリ勤務)等を経て、京都芸術大学文明哲学研究所教授/京都大学野生動物研究センター特任教授。専門は芸術認知科学。チンパンジーやヒトの「描く」を手がかりに、進化や発達の視点から「芸術するこころの起源」について研究している。著書に『ヒトはなぜ絵を描くのか—芸術認知科学への招待』(岩波書店)、『ルビンのツボ—芸術する体と心』(岩波書店)、共著書に『脳とアート――感覚と表現の脳科学』(医学書院)、『アートをひらく――東京藝術大学「メディア特論」講義Ⅰ』(福村出版)、『ベスト・エッセイ2018』『ベスト・エッセイ2020』(光村図書)、連載に京都新聞夕刊「現代のことば」『月刊アートコレクターズ』展覧会レビューなど。
21日登壇者(登壇順)
20日登壇者を除く
椚座 信(くぬぎざ しん)
楽園学会発起人。NPO法人久高島振興会理事。この世界を楽園にする組織 株式会社 楽 代表取締役。1961年生まれ。幼少期から「人が活き活き輝く空間=楽園」に心惹かれ、人生の前半はとにかく徹底的に楽しくいきること。後半は楽しくに「健やか」に生きることを最優先し探究してきた特異な人生経験を持つ。17歳でサーフィンを始め、現在に至るまで世界各地に環境保全及び文化形成の視察のためフィールド調査へ。世の中に溢れている情報ではなく「生命の情報」に基づいて思考・行動できるようにと、自然と対話し感覚を磨くため、世界でも限られた壮大な波が立ち、かつ、原始の自然を残すジャワ島Gランドにてサーフィンを通じた自己研鑽を10年各2ヶ月以上継続して行う。日本の海岸線のほぼ3/4 西・南西・南ヨーロッパの海岸線の1/2 アメリカ東西海岸線の1/2各走破。ハワイは21歳から途中の6年間をのぞいてコロナ前の58歳までほぼ毎年の滞在。このような経験から、現在は大阪と沖縄県久高島、本州最南端和歌山県潮岬に拠点を持ち、この水の惑星に生きている自分のことを愛せる人を育てる=水の惑星の楽校を創り上げようと奔走している。
ツェンコヴァ・ルミアナ
神戸大学農学部特命教授。ロシアで工学の博士号取得後、乳牛研究のため北海道へ留学し農学の博士号を取得。生体の異変を診断する生体計測方法を確立するために、体液及びin-vivo組織のスペクトルを用いて動物の疾病の診断に近赤外分光法を応用した最初の人物であり、2005年には「アクワフォトミクス」と呼ばれる新しい科学分野を提唱した。
佐々木 慎太郎(ささき しんたろう)
岡山の1200年の歴史ある湯治場、湯郷温泉の旅館の4代目として生まれる。大学を卒業後は世界一周の旅に出てて商売を基礎を学ぶ。28歳で旅館に戻り5年の修行を経て代表取締役に就任。現在は、社名をA&C株式会社に変更し、旅館だけでなく飲食業や旅行業を運営し、関西瀬戸内エリアを日本が世界が誇れる観光地として作り上げる事に全力を注ぐ。
藤枝 守(ふじえだ まもる)
作曲家
作曲を湯浅譲二やモートン・フェルドマンらに師事。植物の電位変化データに基づく《植物文様》という作曲シリーズを展開。著書に『[増補]響きの考古学』、『響きの生態系』など。最近のCDとしては《ガムラン曼荼羅》や28年ぶりに復刻された《エコロジカル・プラントロン》、高橋悠治との《「電脳カフェ」のための音楽》がリリース。近年は、発酵音響による《甕の音なひ》や博多織の機音による《織・曼荼羅》、現代神楽《玉垂》などの舞台作品を手がける。2018年に台湾大学アーティスト・レジデンス・プロジェクトによる《台湾茶の植物文様》を発表。2023年は、自由学園明日館での「両界ガムラン曼荼羅」公演、サントリーホールでの《ピアノとガムランのためのコンチェルトno.2》初演、メルボルンでの「Patterns of Plants」公演など。現在、サンゴ骨格の水中録音による音響映像作品《珊瑚文様》シリーズを制作中。喜界島サンゴ礁科学研究所特別研究員。九州大学名誉教授。Ph.D. in Music (University of California, San Diego) 。
福岡 伸一(ふくおか しんいち)
生物学者・作家。
1959年東京生まれ。京都大学卒および同大学院博士課程修了。ハーバード大学研修員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。
サントリー学芸賞を受賞し、87万部のロングセラーとなった『生物と無生物のあいだ』、『動的平衡』シリーズなど、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を数多く発表。他に『世界は分けてもわからない』『できそこないの男たち』、哲学者・西田幾多郎の生命論について考察した『福岡伸一、西田哲学を読む』、副交感神経優位の暮らし方をすすめる『迷走生活の方法』、ダーウィンの足跡をたどったガラパゴス諸島の紀行『生命海流 GALAPAGOS 』、児童文学の名作ドリトル先生シリーズへのリスペクトを込めて新しく綴った冒険物語『新・ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』など。
『週刊文春』『AERA』『婦人之友』『ソトコト』各誌連載や、朝日新聞に定期寄稿。
また、大のフェルメール好きとしても知られ、全世界に散らばるフェルメールの全作品を巡った旅の紀行『フェルメール 光の王国』、『フェルメール 隠された次元』、最新のデジタル技術によってリクリエイト(再創作)したフェルメール全作品を展示する「フェルメール・センター」の監修および館長を務めた。
読書の復興・啓発を目指して、2015年「知恵の学校」を設立。校長を務め、各界からゲストを呼んで連続セミナーを開催している。
金山 秋男(かなやま あきお)
昭和23年、栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在明治大学名誉教授。国際熊野学会副代表、一般社団法人「いのちの絆」理事長。オンライン講座「いのちの広場」、「智の梁山泊」主宰。専門は死生学、仏教民俗学、熊野学。明治大学死生学・基層文化研究所代表、明治大学野生の科学研究所副所長歴任。主な編著・共著に『古典にみる日本人の生と死』(笠間書院)、『「生と死」の図像学』、『人はなぜ旅に出るのか』、『「生と死」の東西文化史』(いずれも明治大学人文科学研究所刊)など。
鎌田 東二(かまた とうじ)
京都大学名誉教授。Independent University京都面白大学総長。哲学者、宗教学者である。神道宗教学会理事、日本宗教学会評議員、比較文明学会理事、世阿弥研究会世話人代表、楽園学会発起人の一人でもある。2022年2月より「吟遊詩人+神道ソングライター」の活動を開始するも、同年12月にステージⅣの大腸がんが発覚し、手術・退院後、「ガン遊詩人・神道ソングライター」を自称して活動中。死ぬまで「遊戯三昧(ゆげざんまい)」で逝くのを理想とする。2023年11月3日、東京と代々木の平田神社主催の「平田篤胤学校・氣吹舎(いぶきのや)」の学頭に任命される。
・・関連企画・・
詳細は各主催やサイト等でご確認下さい
7月15日〜24日
楽園芸術展
7月20日9:45〜
シンギング・リン
音浴会
7月21日16:30開場
楽園パフォーマンス
樂園学会第三回大会
7月20日
「楽園学」研究発表
7月21日
「楽園」と「創造」
〜センス・オブ・ワンダー〜
7月21日
楽園茶会
大会内開催
7月22日
大重祭
7/15 ~24 楽園芸術展@人間舘 ギャルリ・オーブ
7/20 9:45〜 シンギング・リン 音浴会@千秋堂 2階道場
https://www.sion-inc.com/kyoto(申込先シオンインク・有料)
7/21 16:30開場 楽園パフォーマンス@野外能舞台 楽心荘
(雨天変更有 詳細は楽園芸術展ページ)
7/22 10:00〜 大重祭 @望天舘 2F大会議室
樂園学会は
樂園学を学問分野の異なる研究者達が 、各々の専門分野や領域を超えて学際的に学術研究する学会です。
「樂園」の研究と「樂園創造」の実践の場を作り、人と社会の意識変容を促します。
「楽園」に関する研究者が学問分野ごとのグループに分かれて体系立てて研究を進めると同時に、複数の学問分野の研究者らが共同で楽園研究に当たる学際的研究をおこないます。
また単なる学術研究にとどまらず、楽園の社会実装にむけての知見を人類社会へと提供することを目的とします。
学際的な楽園研究と市民や産業界の人びとを含む多様な協働により、社会の幸福度を高め、人びとのウエルビーイングを実現する「楽園創造」「楽園の社会実装」の場作りを目的とします。
「楽園学会」は、楽園に関する研究者の自主的な集まりで、研究者自身の運営によるものです。
講演会、学会誌などの研究成果の発表の場を提供する業務や、研究者同士の交流などの役目も果たす役割を目指します。
「樂園学」は、「樂園」に関する知識や概念を体系立てて整理する学際的学術研究です。
皆様へ
樂園学会では
「樂園」の研究と「樂園創造」実践の場を作る仲間(会員)を募集しています。
樂園学会は賛助会員の寄附に支えられ、相互扶助で成り立ち、年会費は無料です。
会員資格には賛助会員と正会員があります。
入会案内
楽園学会発起人(50音順)
大野木啓人(京都芸術大学 常務理事・教授)
岡野弘幹(名古屋芸術大学 客員教授、音楽家)
鎌田東二(京都大学 名誉教授)
椚座信(久高島振興会 理事)
谷崎テトラ(京都芸術大学 客員教授)
ツェンコヴァ ルミアナ(神戸大学 特命教授)
仲隆介(京都工芸繊維大学 名誉教授)
西村勇哉(大阪大学 招聘教授)
福本理恵(東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員)
村川治彦(関西大学 教授)
樂園学会世話人(50音順)
椚座信
谷崎テトラ
西村勇哉
事務局
有限会社 谷崎テトラ・オフィス